お 知 ら せ | 令和6年10月29日 現在 |
初診の診察は、土曜日を除く平日13時から16時(予約制)です。 日曜日と祝日以外の休診日: 11/1(金) 11/5(火) 12/2(月)〜12/3(火) 12/30(月)〜1/3(金) 1/6(月) |
簡易睡眠検査 |
問診、身体所見などから睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合に行います。 簡易検査は携帯型で、ご自宅にて行います。 血中の酸素飽和度を測るもの、いびき・無呼吸数を合わせて測るものと2種類あります。 呼吸センサー いびき音 心拍数 心電図 血中酸素飽和度 |
終夜睡眠ポリグラフィー(PSG検査) |
睡眠時無呼吸症候群の確定診断や、その他の睡眠障害の診断を目的として行います。 体に様々なセンサーを付けて、睡眠の状態と睡眠中の身体機能を測定します。 脳波 眼電図 オトガイ筋電図 いびき音 呼吸フロー 胸腹部運動 心電図 動脈血中酸素飽和度 前頚骨筋筋電図 ビデオカメラ撮影 測定開始から終了まで監視下で行われます。 PSG結果によりCPAP治療が決定した方は、再度CPAP使用下におけるPSG検査(CPAPタイトレーション)を行い、個人に合ったCPAP圧の設定を行います。 |
上の図は、同じ患者さんの異なる時間帯でのPSG所見の一部です。 ・ 左側では呼吸障害がなく、血液中酸素飽和度は正常です。 ・ 右側では無呼吸が約90秒持続しています(B)。すると、血液中の酸素飽和度が徐々に低下しはじめ、97%から84%になっています(C)。体中が酸素欠乏になってしまい、脳波上、覚醒が認められます(A)。覚醒と同時に呼吸が再開しています。 この患者さんでは、このような無呼吸が一晩に約300回生じ、脳波上の覚醒も同じ回数見られました。これでは体に負担がかかり、深い睡眠は得られません。 このように、PSG検査は、睡眠中の様々な生理機能を測定する事ができ、睡眠時無呼吸症候群の診断に有用な検査です。 |